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2017-07-15

検査結果待ちの不安をなくす3つの過ごし方

こんにちは。

がん患者の「働く」を応援する
キャリアコンサルタントの砂川未夏です。

 

前回は、
健康診断などで「異常あり」と出たら

 

そのまま放置するか?

それとも

再検査へ病院へいくか?

 

 

私の体験談を一例として紹介しました。

 

当時の私は、

仕事が忙しくて
「時間がない」って思っていました。

 

それに、
「もし万が一、病気が見つかったら怖い・・・」
とも思っていました。

 

 

でもね、
あなたの健康を守るのは、
医者ではなく「あなた」なんですよ⭐︎

 

 

前回の記事は→こちら

 

 

当時の私は、「要精密検査」という結果に慄き

 

大きな病院で手術になる可能性があると言われても

「何かの間違いでありますように、、、」

「病気でもたいしたことないものでありますように、、、」

 

 

逃避モードでした。。

 

 

そんな中、迎えた大きな病院での初診日。
初夏にも関わらず涼しかったのを覚えています。

 

初めての大病院での大混雑に圧倒されながら
消化器外科へ

 

 

延々と待つこと3時間以上。

さらに、CT検査を受けて診察室へ。

 

レントゲンとCTの画像を見た後、
問診そして喉のあたりから肩周辺まで触診。

 

 

医師「ご飯は食べられていますか?」

私「はい。普段通りの生活です。」

 

医師「そうなんですねー!食道が圧迫されていますよ。」

私「・・・!?」

 

 

そう言われて初めて、

最近・・・そういえば
飲み込みづらいな。
咳がよく出るな。

 

なんてことを思い出すくらい、
自覚症状がありませんでした。

 

(がんは、自覚症状がないことも多く、気づきにくいんです。。)

 

 

医師:
「手術の前に組織の一部をとる生検手術をしましょう。(※注釈)
検査入院してください。」

(がんであるかどうか、細胞レベルで検査する必要があります。)

 

 

私「え!?検査入院!?どのくらい入院するんですか?」

 

(私の心の声:検査のための手術で入院?
すぐ手術して取ってくれるんじゃないの!?)

 

医師:
「入院している間に、そのほかの色々な検査もまとめてできます。
約1週間くらいでしょう。
検査結果から病気を特定し、治療方針を決めていきます。
では、このあと、会計後に入院手続きをしてください。」

 

(私の心の声:えー!?仕事どうしよう。。。)

 

※注釈:生検とは?
病変の一部を採って、顕微鏡などで詳しく調べる検査です。
生検組織診断とも呼ばれます。
手術や内視鏡検査などの時に組織を採ったり、
体の外から超音波(エコー)やX線検査などを行いながら
細い針を刺して組織を採ることで、がんであるかどうか、
悪性度はどうかなど、病理医が病変について詳しく調べて診断を行います。
(出典:国立がん研究センターがん対策情報センターHPより抜粋)

 

その当時の職場は、
結婚を機に転職して、ちょうど2年が経った頃でした。

 

新たなプロジェクトも立ち上がり
これから仕事がもっと面白くなるところでした。

 

会社は、外資系で日本に上陸して間も無く
株式上場前のとても忙しい時期。

 

しかも、この年の4月に念願のチームの異動があり
やりたかった仕事や頼れる上司、仲間にも恵まれ
キャリアアップには絶好のチャンスでした。

 

 

そんな時期に休むなんて・・・
当時の私には考えられないことでした。

 

 

入院手続きへ行くと、

事務員「ベッドが空いたら連絡します」

 

(私の心の声:えー!?いつ入院になるかわからないって・・・困るぅ。。。)

 

 

当時の私は、病院に通い慣れていないので
何もわからずとにかく不安だらけでした。

 

 

普通に働けていましたし
自分は「健康体」そのものだと思っていました。

 

どこも痛くも痒くもない私が「病気?」「手術?」
この現実を受け入れられませんでした。

 

大病院へ行ってもなお、
何かの間違えであって欲しい!と必死に願っていました。。

 

(往生際が悪いんですねぇ・・・)

 

 

 

翌日、上司へ報告&相談。

 

入院期間そして来週以降、
いつ入院になるかわからないことを伝えました。。

 

 

スケジュールは全くもって未確定でしたが、、、

急ぎの仕事や現在の業務状況を説明し
優先順位をつけて何をどのように引き継いでいくか
調整していきました。

 

 

その数日後に病院から連絡があり
来週月曜日から入院とのこと。

 

緊急のものを急いで片付け、
万が一の時は、電話で対応できるよう備えました。

 

同僚から
「あとは何とかするから大丈夫。任せて!」
という言葉が心強かった〜

 

 

また、紹介された病院が、会社近くだったこともあり
何かあれば、抜け出せばいいだろう
と、いうくらいに思っていました。

 

その時は、
まさか「がん」だとは夢にも思っていなかったので
手術を想定して、1ヶ月くらいで元に戻れる、という感覚でした。

 

 

どの検査も初めてづくし・・・

入院の初日から言われるがまま、
次々にこなしていきました。

 

 

生検手術は局部麻酔でした。
手術室ではっきり意識と感覚があり、怖かったのを覚えています。

 

医師からの進行状況をリアルに聞きつつ
看護師さんとたわいもない会話をしながら
なんとか乗り切りました。

 

また、次の手術に備えて、
術後のリハビリに向けた練習もしていました。

 

 

こうして1週間の検査入院は、あっという間に終わりました。

 

 

そして、退院するときに

医師:
「消化器内科から血液内科へ移動になります。
現在の検査の経過状況から、悪性リンパ腫の疑いがあります。
病理検査などの結果が出る頃に次回の予約を取っておきましょう。
ご家族と一緒に来てください。」

 

(私の心の声:血液内科って?悪性って?リンパ種って何!?)

 

また新たに聞く病名が出て、なんのことやら・・・

 

生検を終えて、いよいよ病気が明らかになることに
言いようのない不安と恐怖でいっぱいになりました。

 

 

退院した週末は、全く何も手がつかない状況でした。。

 

 

初めての大きな病気に対して
「なぜ私が?」と原因探し・・・

そして
「本当に病気なの?」と現実を疑い

もし、大変な病気だったらどうしよう・・・
と不安になり

検査結果が出るまで一喜一憂していました。

 

 

未知&無知が恐怖となり
先のことを何も考えられなくなっていました。。

 

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検査結果が出るまでの間って
本当に嫌なものですね。。。

 

あれこれ色々と考えてしまいます。

考えても仕方ないってわかっているのに・・・

 

一方、
結果を考えないようにしよう、忘れよう!
って思うほど、気になってしまう・・・

 

 

私の経験や患者さんの話から

検査結果待ちの時に
やってよかったー!
やっておけばよかったー!

と思ったことをまとめてみました。

 

  1. 気持ちを切り替える
  2. インターネットで検索しすぎない
  3. 相談できる人・場所をチェックする

 

1つは、「気持ちを切り替える」

 

その理由は、
悩んでも結果は変わらないから。

 

あれこれ考えても
なんとか忘れようとしても
どちらも深みにはまってしまいます。

 

そういう時は、
結果ではなく、別のことに気を紛らせましょう!

 

 

仕事や趣味など、なんでもOK!

 

気晴らしに出かけるなど、気分転換も効果的です。
好きなことや趣味に熱中するのもいいでしょう。

 

 

私は、目の前の仕事に集中しました。

 

といっても、引き継ぎですが^^;
平日はあれこれ、考えすぎずにすみました。

 

とにかく、多忙な時期に迷惑をかけたくなかったんです。

一人欠けてしまうことで、どれほど大変な状況になるのか・・・
そう思うと、申し訳ない気持ちでした。

 

でも、そんなこと言ってられません。
気持ちを抑えて、「今やるべきこと」に注力しました。

 

 

当時は、気分転換なんて発想はなく
全く気持ちに余裕がありませんでした。。

 

 

2つ目は、「インターネットで検索しすぎない」

 

その理由は、がんという病気は、
「診断」が重要だからです。

 

がんの種類や段階、症状などによっても
治療法が異なり個人差がとても大きいんです。

 

しかも、医療はどんどん進歩していて
治療方法や内容はどんどん変わっているんです。

過去に治療した人とは異なることがあります!

 

なので、まだ検査結果が出ていないうちから
あれこれ、ネットサーフィンしてしまうと
情報の洪水に流され、不安が増すばかりです。。

 

 

そうはいっても怖い・・・

 

 

その気持ち、よく分かります。

私も怖かったです。。

 

でも、その時の私は、誤解していたんです!

 

それは、
「悪性腫瘍」とか「がん」って聞くと・・・

ドラマや映画が頭をよぎって
「死」をイメージしてたんです。。。

 

 

あなたはどうですか?

 

 

実は、そのイメージはひと昔前の話。もう古いんです!

 

 

だから、「がん」を正しく知ることが大切なんです。

 

 

医療の進歩により、
死に至る病から、長く付き合う病に変わりつつあります。

 

早く見つかれば、治るようになってきました!

そして、治療しながら働くことも可能になってきています。

 

 

とはいえ、今や大量の情報で溢れています。。
しかも、私たちは医療の専門家ではありません。
どれが正しい情報なのか判断することが難しくなっています。

 

 

だからこそ、3つ目の
「相談できる人や場所をチェック」しておくと安心です。

 

相談できる人や場所をチェック

 

まず、心配事や不安を軽減するために
身近な人に聞いてもらいましょう。

 

家族や友人など
安心して不安を話すことができそうな方に
じっくり聞いてもらえると心強いです。

 

当時の私は、
誰かに不安な気持ちを話すなんて
全く思いつきませんでした。

どんどん孤独になっていきました。。

 

一方、2度目の乳がんの時は、
乳がん患者の友人たちと気晴らしに出かけたり
キャリアコンサルタントの仲間や心友などに話を聞いてもらい
心穏やかに過ごすことができました。

 

 

また、
あなたの症状に関するデータ・情報を一番持っているのは
「精密検査した病院」です。

 

一般に出回っている大量の情報から
自分に必要な情報を探すより

医師に詳細を直接聞くことが最もスムーズなんです。

 

診断のための検査は、仮に病気であった場合には、

どういう種類の病気か
どの程度の進行具合か
どういう治療を行うとよいか・・・など

治療の方向性を決める大切なデータ・情報になります。

 

 

当時の私は、そんなことは知りませんでした。。

 

がんに対する古いイメージとともに
ネットサーフィンでますます不安になった
あの時の後悔といったら。。。

 

2度目の乳がんの時は、
病気について調べて理解を深めるとともに
医師に理解できるまで説明していただきました。

 

 

さらに、
検査している病院などの相談窓口をチェックされると安心です。

 

その1つが、「がん相談支援センター」です。

全国のがん診療連携拠点病院などに設置されている
がんに関する相談窓口です。

 

その病院に通院していなくても、
誰でも無料で利用できます。

 

 

がんを正しく知るための

がん情報や相談窓口に関する情報サイト

 

 

もしがんだと診断されたとしても、
あなたは一人ではありません。

 

先のことは、その時考える

 

医師から、あなたの情報を正しく知って理解し
医師をはじめとする医療関係者、家族や友人などと一緒に
治療について、どうするとよいか考えていくことができます。

 

 

当時の私は、なかなかそうは思えませんでした。。

 

 

次回は、診断から治療までの失敗談を綴りたいと思います。

  • がんと診断された時どうすればいいのか?
  • 納得のいく最適な医療を受けるには?
  • がんになって仕事どうしよう?などなど

働く世代ががんになった時
後悔しないために押さえておきたいポイント
についてお伝えしていきます。

 

どんな状況であっても納得のいく自分らしい人生を!

あなたの幸せを願っています⭐︎

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