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2017-03-26

「乳がんとどう向き合い生きるか?」それを知りたい、支えたいあなたへ

こんにちは
キャンサー・キャリアの砂川未夏です。

 

人は、ある日突然、がん患者になります。
そして、がん患者本人も家族もどうしていいか分からなくなります。

 

それは初めての体験であり、自然な感覚です。
そして、必ずと言っていいほど、「死」を身近に感じます。

 

でもね、
残りの命の長さが短いかどうかよりも
その時間をどう使うかは「自分次第」
なんだと思うんです。

がん患者である あなたなら、どう思いますか?

 

がんであることを忘れて生きられたら・・・
以前の私は、よくそう思っていました。

 

がんという病気は様々な場面で、選択と決断の連続です。

「自分にとって大切なものは何か?」
「自分はどうしたいのか?」

そう自分に問いかけることで
自分らしく生きれたらいいですよね。

 

一方で、
私が、治療中の家族をサポートしていた時
「どうしたらといいんだろう」
と日々、迷いながら関わっていました。

 

患者の家族、支援者である
あなたなら何ができるのか?

 

患者といっても、実に様々であり、治療や状況も異なります。
しかも、支えたい!応援したい!と思っても、何からはじめれば。。。
見た目からは分からないのでお互いの思いが空回りしてしまう・・・
なんてことをよく聞きます。

 

そこで今日は、
あなたにご紹介したい本があります。

 

この本は、多様な乳がん患者の
前を向いて生きようとするエネルギーに溢れています。

参考になれば嬉しいです。

 

さかのぼること一昨年前、
毎日新聞社の記者である三輪晴美さんの取材を受けました。

彼女はステージ4の乳がん患者なんです。
8年間、がんの治療を続けながら働き続けている方でもあります。

ライターさんとは違う、記者の視点
さらには自ら乳がんを経験した視点から丁寧に取材をしていただきました。

 

「誰が」「どのような視点」で記事するか
によって文章の色合いが全く異なるんですよね。

 

以前も病気とは違う件で、取材を受けたことがあるのですが
「記事が伝えたいこと、宣伝したいこと」に焦点が当たりすぎて
私の話ではあるけど、私の感じる私とは違う文章となっていることがあったんです。

あの取材は、なんだったんだろう・・・って
その時はなんとも言えない複雑な気持ちになりました。

 

でも、今回は一味違った取材でした。
私と三輪さんと共に紡いだ語りが形になり
今回伝えたいメッセージを共有した感覚でした⭐︎

 

毎日新聞の連載「がん社会はどこへ」に掲載いただき
それらが昨年秋に一冊の本になりました!
(紹介が遅くなってゴメンなさいm(_ _)m)

 

乳がんと生きる ステージ4記者の「現場」
毎日新聞生活報道部 (著)


本書は、

取材いただいた毎日新聞社の記者である三輪晴美さんご自身の
患者として今も働きながら治療するリアルな体験談
乳がんと向き合ってきた多くの患者の方々の体験談
そして、それを支える医療従事者の方の取り組みなどが書かれてあります。

  • どのような治療法を選べばよいのか
  • 手術前や手術後の治療はどうするのか
  • 患者と医療従事者との良好な関係にするにはどうすればよいのか
    など、乳がん患者やその家族に有益な情報をまとめた書籍です。

これから治療される方であれば、3つが参考になるでしょう。
・誤った情報に惑わされず、正しい情報を得ること
・信頼できる医師と良い関係を保つことと
・医療が日々進歩する中、適切な治療を受けること

 

がん患者となって、これからのことが考えたい方であれば
・がんとどう向き合うか
・これからの人生をどう生きるか
これらを自分なりに考える上で参考になるでしょう。

とりわけ、
「生きているから使命がある」
記者・三輪さんの言葉が響きました。

 

がん患者さんの「生きる」を支えたい方であれば
多様ながん患者の状況や思い、捉え方
医療従事者の取り組みを知ることで
これからの支援に役立てることができるでしょう。

 

ちなみに、私は、
治療後、がんとどう向き合ってきたか
経験者である記者の視点から取材いただきました。

「2.自分らしく次のステージへ」

へ掲載されています。

 

私は、がんになっても
「自分らしく働くこと」を諦めたくなかったんです。

 

そのために、
立ち止まって自分を見つめる時間が
大切だと気づきました。

 

そして、1人じゃないということを知ってほしいんです。

悩みながらも社会へ戻るプロセスの中で
自分らしく働くことを応援する専門家と一緒に考えると
スムーズに一歩踏み出せた私の体験談や相談者の傾向について
まとめていただきました。

 

十人十色のがん患者のリアルな体験談を通して
患者になって、これからを考えるのに参考にしたい方や
患者さんの「生きる」を支えたい
ご家族や友人、多様な分野で支援されている方へ
オススメしたい本です。

手にとって読んでみてください。

 

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