toggle
2017-03-20

看護師向け「がんと就労セミナー」を記事にしていただきました!

こんにちは
キャンサー・キャリアの砂川未夏です。

2017年2月にキャリアコンサルタント仲間と共に
看護師向けセミナーを開催しました。

今、医療が進歩して、働くことができる患者が増えています。

治療をする病院においても、
主治医から「辞めないで」「働けますよ」という一言から
働き続けることを選択できた事例もあります。

その一方で、毎日医療現場にいると

「診察以外の患者さんを知らない。患者さんは普段どうしているのか・・・」
「医療現場以外を知らないので患者さんの働く姿が想像できない・・・」

という話をよく伺います。

そして、治療以外でどんなサポートができるのか
試行錯誤されている日々とのこと・・・

これまでお会いした医療従事者の皆さんは
「助けたい!」という気持ちの熱〜い方ばかり。

だからこそ、
「告知後のケアとフォロー」について知ることで
患者さんに必要な支援がすぐにできるようになります。

そうはいっても、
病院以外での患者さんを知る機会がありませんよね。
それだと、何から始めたらいいかわかりません。

そこで、働くがん患者さんたちが何を求めているのか
お伝えするセミナーを定期的に開催することにしました。

  ⭐︎  ⭐︎  ⭐︎

私自身が2度のがんを経験して、
医療従事者の皆さんに本当にお世話になりました。

私がこうして生きていられるのも、
医療従事者の皆さんのおかげだと思っています。

中でも、
患者に一番近い看護師の方の関わりは
患者が前向きに治療を乗り切る上で
大きな役割を担っていると感じています。

にも関わらず、人生初のがんになった私は、
忙しそうにしている医師や看護師の方々に対し何も言えませんでした。。。

今回、企画していただいた株式会社leapの関弘子さんは
看護師でもあり、キャリアコンサルタントでもあるんです。

遠慮して言えなかった1回目の治療の時の話を彼女にしたところ・・・

「看護師だって、患者が言わないとわからないんですよ」

だから、
「何かしたくてもできないんですよ」

えーっ! そうなんですか・・・(驚!?)

初めて入院するその当時の私は、看護師さんって
「患者に寄り添ってくれる = 言わなくても察してくれる」
というイメージでした(汗)

でも、冷静になって見ると
病院では、実に多種多様な患者さんがいるんですよねー。
(考えてみると、あたり前のことですが・・・
患者になると自分のことで手一杯なんです)

あれこれサポートしてほしいと思う患者さんもいれば
そっとしておいてほしいと思う患者さん
ひたすら話を聞いてほしい患者さん
などなど様々です。

「言えないことも分かってくれて、察してくれる」
って思っていたんです(汗)

患者同士でも、言いづらいことや
あまり話を聴いてくれない愚痴をよく耳にしていたんです。

こんなやりとりもあって
働く患者さんが気にしていることなども含め

「医療従事者による告知後のケアとフォロー」

が大事だと感じたのです。

・働くがん患者さんが医療従事者に何を求めているのだろうか?
・どのようなことをすればいいのだろうか?
・そもそも、何からはじめればいいの?
・がんと告知されて仕事を辞めてしまうのはなぜか?

こうした医療従事者の皆さんの疑問に答えるべく

私のがん経験およびキャリアコンサルタントの視点から
どのようにがん患者の「働く」を応援することができるか
お伝えしてしました。

<看護師のためのがん治療と仕事の両立支援セミナー>
知ってほしい!働くがん患者への告知後のケアとフォロー

■プログラムの内容

  1. 知っておこう がん患者の就労や就労支援に関する現状
    ・がんサバイバーシップと就労支援
    ・がん患者の治療と仕事の両立支援における全体像
    ・がん患者への就労支援の現状と課題
  2. 知ってほしい 事例から病院の外で何が起きているのか
    ・「職業人」としての患者を想像してみよう
    ・がん患者の治療と仕事の両立の実状と課題
  3. 医療従事者に期待する、働くがん患者の告知後のケアとフォロー
    ・働くがん患者を支援するにあたって必要な視点
    ・事例から考える患者支援のポイント
  4. 意見交換およびQ&A


このセミナーは、少人数での開催です。
参加された看護師の皆さんのリアルな現場の悩みが次々出てきました。

なんと、四国から東京まで来てくださった方もいらっしゃいました!
ネットの力ってすごいです。

医療の進歩により、実務がどんどん複雑化してきており
患者さんへの理想の関わりがしづらくなっている現状なども見えてきました。

さらに、看護師同士だから分かり合える悩みだったり
真剣に患者さんを応援したいからこその葛藤であったり
互いに言葉にすることで整理していきました。

最後には、それぞれが目指す支援に向けて
お一人お一人が現場でやってみたいことをイキイキと語られていたことが印象的でした。

■参加者の声

・患者さんが欲していることでも、私たち看護師ができていない大切なことがあるとわかりました。もしかすると、忙しいからだけではなく、看護師の認識が麻痺していて、そこへのアプローチが手薄になっている部分もあると思います。

・看護師の声がけの重み、説明とともに気持ちに寄り添う優しい言葉がけ、それが忙しい業務の中で優先される看護であると気づきました。

・今日得た知識や情報を元に、必要な患者さんへ伝えて橋渡しをしたい。

後日、参加者の方からご連絡をいただき、
「意識して患者さんやご家族の方へ声がけを積極的にしている」
「関連する本を購入し少しずつでも患者さんに寄り添える看護をしていきたい」
との嬉しいメッセージがありました^^

看護師の皆さんのあり方や行動力に嬉し泣きです。

医療技術の進歩は目覚ましいですが、
人を支えるのは、やはり「人」ですね〜⭐︎

■セミナーの概要を記事にしていただきました!

今回、セミナーの様子を ナースメディア さんに
分かりやすくまとめていただきました!

記事は「こちら」になります。

よろしければ、ご覧ください。

関連記事